セブの旅行情報(コロナ前の情報です)
日本からのアクセス
セブ島へは
成田→フィリピン航空・セブパシフィック航空
関空・名古屋→フィリピン航空
が直行便を運航しております。
また、マニラ経由でセブに来る旅行者もたくさんいます。
日本からマニラまでのフライトはたくさんあり、直行便と比較すると時間は掛かりますが、航空運賃が安く収められることもあります。
フライト時間は、4時間半〜5時間ぐらいです。
到着するのは、マクタン・セブ国際空港。
2018年7月に新しい国際線ターミナルがオープンし、1日に約1,250万人の受入が可能となり、アジアのハブ空港として機能することを期待されています。
空港名の通り、セブ島に隣接するマクタン島の中央部に空港はあります。
マクタン島内のホテルであればタクシーで30分程度、2本の橋で往来ができるセブ中心部のホテルであれば40分〜1時間程度で移動できます。
但し、特にセブ島への移動は交通渋滞が伴う場合が多く、時間帯によっては2時間ぐらい掛かる場合もありますので、時間に余裕を持った計画を立てることを強くオススメします。
移動の基本はタクシーになります。
天気
フィリピンは1年を通して気温・湿度の高い熱帯モンスーン型気候で、年平均気温は26~27℃。雨期(6~10月)と涼しい乾期(11~2月)、暑い乾期(3月〜5月)の3つに別れます。
ベストシーズンは、2月〜5月、台風シーズンの前ぐらいまでです。
台風シーズンでもセブ島に台風が直撃することはほぼ無いのであまり影響は受けませんが、天気が良くても強風の影響で波が高くなることがあり海のアクティビティが全て中止になることはしばしばあります。
日本の夏の服装で過ごすことができるが、日焼け対策やエアコンが効いている室内での寒さ対策として、薄手の羽織れる長袖があると何かと便利です。
ビザ
日本のパスポートであれば残存期間が滞在日数以上あれば問題ありません。但し、日本への帰国する航空券か第三国へ出国する航空券も必要となります。
何かトラブルが発生する可能性もありますので余裕を持った計画を建てることを強くオススメします。
観光などでフィリピンに入国する場合は、30日以内の滞在であれば特別なビザは必要ありません。(30日を超える場合は現地で延長の手続きができます。)
通貨
通貨単位はフィリピン・ペソ。表記は『P』。補助通貨として1ペソ以下のセンタボがありますが使われておりません。
基本的にチップ文化ではありませんが、どうしてもチップを渡したい場合は支払い金額の10%ぐらいを目安にしてください。50ペソ(約100円)、100ペソ(約200円)でもチップとしては十分な金額です。
また、支払い伝票にサービス料(10%の場合が多い)が含まれている場合はチップは必要ありません。
到着するマクタン・セブ空港に両替所・ATMがありますので、日本でペソへの両替必要ありませんが、混雑している場合もありますので、日本の空港で1万円程度、ペソへ両替しておくと安心かと思います。(日本の空港はレートが悪いので最低限にしておきましょう。)
セブの基本情報
地理
南シナ海・フィリピン海・セレベス海に囲まれ、大小合わせて7,641の島々が点在するフィリピン共和国。
総面積は約30万㎢で、日本の約8割ほどの広さです。ちょうど日本の北海道を除いたぐらいの広さでしょうか。
11の島々が国土の9割ほどを占めていて、首都マニラがある北エリアのルソン島、セブがある中央エリアに位置するビサヤ諸島、南エリアのミンダナオ島の3つのエリアに大きく分けられます。
セブ島はそんなフィリピンのほぼ中央、マニラから南へ約560kmに位置しています。
例えば東京から560kmというと
・青森県
・香川県
・岡山県
ぐらいの距離になります。
飛行機のフライト時間でいうとだいたい1時間半ぐらいの距離ですね。
(セブポット より引用)
セブ島は南北225キロメートルにわたってのびる細長い島で、面積は4,422㎢。
だいたい山梨県と同じぐらいの大きさです。
私が住んでいて、マクタン・セブ空港があるマクタン島は、厳密に言うとセブ島ではありませんが、その他セブ島の周囲にある小さな島々を併せてセブ州(セブエリア)となっております。
いわゆる、セブ・リゾートエリアは、このマクタン島にあるリゾートエリアのことを指します。
民族
マレー系が主体。ほかに中国系やスペイン系、これらの混血や少数民族がいる。
フィリピン統計機構によると、フィリピンの人口は約1億817万人(2019年推計)で、人口増加率は年2%前後です。
メトロ・マニラの人口は約1,371万人。セブ州の人口は約300万人(2015年)で、フィリピン全土で5番目に人口の多い州です。
その中でも中心部セブシティには約70万人が住んでおり、日本人を始めたくさんの外国人移住者、英語留学生も滞在しております。
セブは、マニラに次いで2番目に大きな都市で、セブ市とその周辺のマンダウエ市・ラプ=ラプ市・タリサイ市などを合わせて、メトロ・セブと呼ばれる南部のビジネスの中心地とされています。
セブの住民はセブアノ (Cebuanos) と呼ばれ、ビサヤ人、中国人、スペイン人、ネグリト人の混血の子孫である。スペイン系や出身地ごとの中国系はコミュニティを作り、セブの経済で重要な役割を果たしている。セブアノの文化はゆったりしており、人々は親しみやすい。
宗教
フィリピンはASEANで唯一のキリスト教国です。
国民の83%がカソリックとされ、その他のキリスト教は10%。
イスラム教は5%で南部のミンダナオは、イスラム教徒が人口の2割以上を占めて
いる。
最初の入植地であったセブ島でカソリックの布教が行われたことが、フィリピン
におけるカソリック信仰の始まりとなっていて、セブ島民の主な宗教もやはりカ
ソリック。
セブの守護聖人は「サント・ニーニョ・デ・セブ」で、幼いイエス・キリストのことである。サント・ニーニョの像はフィリピン最古の教会・サント・ニーニョ教会に安置されており、サントニーニョ教会は、セブ観光の定番スポットです。
言語
フィリピンには、111の民族グループがあり、87の言語が話されています。主な言語は、タガログ(マニラ周辺)、セブアノ(ビサヤ地方)、イロカノ(北部ルソン)、ビコーラーノ(南部ルソン)、ワライ、パンガシネンセ、マラナオなどで、タガログを基礎とするピリピノ語(フィリピン語)を公用語に定めています。
セブの言語はセブアノ語 (Binisayang-Sinugboanon) で、ビサヤ諸島やミンダナオ島の大部分で共通語の役割も果たしている。
セブアノ語の話者は2千万人にのぼり、セブ島、ボホール島、レイテ島西部、ネグロス島のネグロス・オリエンタル州、ミンダナオ島の北部や東部ほか大きな町で話されている。
アメリカの植民地であったことの影響から、英語も小学生から教えられており、アメリカ英語がかなり普及しており、公用語(共通語)として全国的に通じます。
そのためセブは日本人にとっても英語留学やオンライン英会話などで人気の場所となっています。
食文化
主食は白米(インディカ米)です。日本米とは違い細長く粘り気は少ないです。
代表的なフィリピン料理は
・シシグ
豚肉のほほ肉を細かく刻んで、ニンニク、玉ねぎ、卵、トウガラシと絡めて醤油で炒めた代表的なフィリピン料理です。
日本人の口にも、ビールにも合うので注文必須です!
・ベイクドスカロプ
ホタテをチーズとバターでオーブン焼き。
日本人は絶対好きな味です!
・パンシットカントン
肉・野菜と麺を一緒に炒めたフィリピン風焼きそばです。
・豚の丸焼き レチョン
豚の丸焼きです。パーティーなどでは1匹丸ごと出てきます。
少人数の場合には、小分けに注文できるレストランもありますので、ぜひトライしてみてください!
フィリピン人は大好物なので、レチョンを食べた話をすれば盛り上がります!
その他、いろいろな料理があります。
醤油ベースで甘い味付けの多いフィリピン料理は日本人の舌にも合い、旅行に来た際にはぜひ、フィリピン料理を楽しんでください。