私は、セブ島に滞在中にフィリピンの『リタイアメントビザ(SRRV)』を自力で取得しました!
日本に一時帰国することなく、セブ島にて手続きは全て完了です!
日本滞在の人がフィリピンの『リタイアメントビザ(SRRV)』を取得する場合と若干、各手続の所用期間が違いますが、この順番で手続きをすれば、自力でフィリピンの『リタイアメントビザ(SRRV)』が取得できます!
この記事ではフィリピンでのリタイアメントビザ(正式名称:特別居住退職者ビザ)(SRRV)取得を目指すあなたに、自力で取得するための完全ガイドをお届けします!
他のサイトではサポートに誘導するために、詳細は語られておりませんが、この記事では私が実際に取得した書類、場所、金額などを記事にして、自力で『リタイアメントビザ(SRRV)』が取得できるように解説します!(独身で1人で申し込んだ場合。)
ビザ取得後は、ビザの自由に出入国できる特権も手に入り、働いたり、ビジネスを行うこともできメリットだらけのフィリピンの『リタイアメントビザ(SRRV)』!
この記事を通じて、あなたのフィリピン・セブ島移住計画がより具体的で実現可能なものになれば、とてもうれしいです!
フィリピン永住ビザ(長期滞在・移住)の種類
まずは、簡単にフィリピンの永住ビザ(長期滞在ビザ)の種類を確認しましょう!
リタイアメントビザ(SRRV)
一般的にフィリピンの永住権・永住ビザとい言われているのはこの『リタイアメントビザ(SRRV)』のことです。
現在は50歳以上の人が取得可能です。
2万USD(年金受給者は1万USD)を指定口座に預け入れる必要があります。
手続き完了、1ヶ月後にはフィリピン退職庁認定の5万USD以上の
・コンドミニアム購入
・一軒家の長期リース(25年払い)
のどちらかに転用できます。
一軒家の長期リースに使う人はほぼいないと思いますが、転用する場合はコンドミニアム購入ですね!
日本在住の方で『リタイアメントビザ(SRRV)』を持っていて、コンドミニアムを購入している方も多数いらっしゃると思います!そういう方々、投資用ということになりますね!
私は今のところ、不動産には転用せずにそのまま口座預けたままです!
もちろん、不動産に転用せずに銀行口座に置いておくことも可能です。(引き出しは不可)
APECO ビザ
APECOビザ、正式には「APECO特別永住権(ASRV)」は、フィリピンのルソン島中部に位置するオーロラ特別経済区への投資を条件に取得できる永住権です。
つまり
『経済特区で行われている開発に投資をしてくれれば永住権を発行しますよ!』
というビザです。
メリットも多数ありますが、投資の出資費用が2万USDでありこのお金は『リタイアメントビザ(SRRV)』とは違い解約しても戻ってきません…(その分、取得までの日数が極端に短かったりいろいろなメリットもありますが)
『リタイアメントビザ(SRRV)』は預け金なので初期費用の2万USDは、解約した場合は返金されます。
ですので私の候補からは外れました。
クォータービザ
フィリピンと移民協定を結んでいる国だけに発行されるビザ。
クォータービザを取得できる日本人は1年に50人だけみたいです。
年齢が20歳以上であれば取得できるので、競争率が激しく費用も高いということなので、私の中では最初から候補には挙がりませんでした。
興味のある人はご自身で調べてみて下さい!
ということで、これからセブに長期で滞在するつもりで50歳を超えている私には、『リタイアメントビザ(SRRV)』が一番良いという結論になり、今回『リタイアメントビザ(SRRV)』を取得しました!
『フィリピン退職庁セブオフィス』に行って情報収集
フィリピンのリタイアメントビザ(SRRV)について
フィリピンの『リタイアメントビザ(SRRV)』は、特別居住退職者ビザとして知られ、対象年齢は50歳以上です。
リタイアメントという名前ですが、リタイアしていなくても取得可能です!
ちなみに私はリタイアしていませんが取得できました!
また。以前は、年齢は35歳以上であれば取得可能でしたが、現在は50歳以上が対象です。
このビザを取得することで、観光ビザの延長をすることなくフィリピンに永住し、就労することも可能です!
但し、就労をするには別途、AEP(外国人雇用許可証)を取得する必要があります。
申請には
・犯罪歴がないこと
・健康診断の合格
・預託金(1万〜2万米ドル)※年金受給者:1万USD、その他:2万USD
・その他、書類多数
が必要です。
フィリピンの『リタイアメントビザ(SRRV)』は、他国に比べて取得が容易で、永住権を得られる点が大きな魅力です。
また、ビザの取得条件は自力でも取得できるほど緩やかで、最近では移住希望者の関心が高まっています。
預託金はドルで納める必要があるので円安が気になるところですが、それを気にしているといつまで経っても申し込みできないですし、ビザの要件が厳しくなってしまうこともあるので、思い立ったときに取得してしまいましょう!
『リタイアメントビザ(SRRV)』の種類
『リタイアメントビザ(SRRV)』はいくつかの種類がありますがが、今は私が取得した『クラシック』が通常の日本人が取得できる『リタイアメントビザ(SRRV)』になっている。
一応、種類を簡単に説明しますね。
①SRRV CLASSIC(クラシック)
・年齢:満50歳以上
・預託金:2万USD(1ドル150円で計算すると300万円)、年金受給者(月額800USD以上※夫婦 月額1,000USD以上)は1万USD
私は1ドル=160円時に手続きしましたが、後悔無しです(笑)
預託金は、フィリピン退職庁(PAR)認定の5万USD以上の物件に転用可能。転用しなくてもOK。預託金を使えるのは物件の権利書を受領後。
・申請料:1,400USD(1ドル150円で計算すると21万円)。扶養家族1人、300USD。
・年会費:毎年更新月に360USD(1ドル150円で計算すると5.4万円)
②SRRV SMILE(スマイル)
・年齢:満50歳以上
※コロナ前は満35歳以上で取得できましたが、条件が変わり満50歳以上となりました。今後、年齢の引き下げがあると思われますが未定です。
・預託金:2万USD(1ドル150円で計算すると300万円)
※預託金は転用不可、解約するまで銀行にロックされます。
・申請料、年会費はCLASSIC同様
SMILEは以前は、年齢が35歳以上だったので預託金がロックされてもメリットがありましたが、今はCLASSICと年齢の条件は一緒になり、預託金はロックされるので、SMILEを申し込むメリットは1つもありません…(フィリピン退職庁(PRA)も受付けてないと思います。)
③SRRV HUMAN TOUCH(ヒューマンタッチ)
・治療・療養が必要な退職者
治療・療養が必要な人は、断然、日本滞在が良いので説明は割愛します。
④SRRV COURTESY(コーティシー)
・元フィリピン国籍保持者用
日本人には関係がないので説明は割愛します。
フィリピンリタイアメントビザ(SRRV)は上記4種類になり現在は、必然的に日本人は①のクラシックを申し込むことになります!
フィリピン退職庁(PRA)のWebサイトを見ても『CLASSIC』と『COURTESY』の2つの募集のみが掲載されています。
『フィリピン退職庁(PRA)セブオフィス』の場所は?
『フィリピン退職庁セブオフィス』の場所は、『在セブ日本国総領事館』が入っている『2 QUAD ビルディング』の6階にあります。
入口には、フィリピンと日本両国の国旗が掲揚されています!
『2 QUAD ビルディング』の8階には『在セブ日本国総領事館』が入っているので、行ったことがある人も多いかと思います。
部屋番号は『602』
特にノックをせずに入って大丈夫です!
事務所の中に入ると女性スタッフがいるので、新規で申し込みたい旨を伝えると、カルテのような書類を作成してくれます。
私は一応、パスポートを持参したのでパスポート情報も控えてました。
この時点では情報を聞きに行くだけなのでパスポートは無くても大丈夫かと思います。
以前は、オスメニアサークル近くのホテル『クラウンリージェンシー』内にありましたが、2024年6月10日に『2 QUAD ビルディング』に移転しました。古い事務所は場所が分かりにくかったので、新しい場所に移転して良かったです。(私は移転を知らず、移転後に以前の事務所に行ってしまいました 泣)
準備する書類のリストをもらう
女性スタッフによるカルテ作成が終わると、写真のような必要書類、金額などのチェックリストがもらえますので、これを全て用意します!
私が実際に取得した『SRRVクラシック』の場合で説明しておりますので、他のカテゴリーの場合、若干、準備する書類が変わります。基本的に大多数の人はこの『SRRVクラシック』を取得することになります。
英語表記なので難しいかもしれませんが、1つ1つ詳しく説明していきますので、ここではざっくりと簡単に説明しますね!
まずは、フィリピン退職庁が公式に発表している必要な物を全体的に把握してもらえればと思います。
①【PROOF OF INWARD REMITTANCE-US💲20,000 From PRA Accredited Banks】
預託金:2万USD(約280万円)をフィリピン退職庁公認の銀行から送金した証明書。申し込みには2万USDの預託金が必要です。余談ですが私は超円安(1USD=160円)の時に申し込んだので、この記事を書いている時のレート(1USD=140円)との為替の差が約40万円あり、タイミングを見極めるのはとても大事ですね!私は単純に40万円損してます(泣)
②【PROCESSING FEE】
事務手数料:1,400USD(約20万円)
をLAND BANKのフィリピン退職庁の口座に納める。
当日、フィリピン退職庁の事務所にUSD=ペソのレートを聞いてペソで振込ます。
③【ANNUAL PROCESSING FEE】
年間事務手数料:360USD(約5万円)
をLAND BANKのフィリピン退職庁の口座に納める。
当日、フィリピン退職庁の事務所にUSD=ペソのレートを聞いてペソで振込ます。
④【APOSTILLED POLICE CLEARANCE FROM COUNTRY OF ORIGIN】
日本の警察で取得した犯罪経歴証明書。(取得してから6ヶ月以内)アポスティーユの手続きを外務省で行う。
日本の警察(本籍地)で取得→公証人の認証済みの翻訳→公印確認→アポスティーユの手続きを外務省で行う。
アポスティーユ (Apostille)、領事認証とは、簡単に言えばいずれも「文書(書類)が日本で発行された公文書である」ということを国が証明するための手続のことです。
日本の書類を海外の機関へ提出する際に、【本物の書類です】というお墨付きが外務省より与えらる手続きです。
私はこの手続きで初めてこの仕組みを知りました(笑)
また、私は日本に帰国せずにこの書類を『在セブ日本国総領事館』で申し込みました。(無料でした!)
申し込んでから書類が届くまでに2〜3ヶ月掛かりますので、早めに申請しましょう!
⑤【ORIGINAL PASSPORT】
パスポート(2ヶ月間の観光ビザ期間が必要)。申請後、約2ヶ月掛かり、その期間中にも観光ビザが必要という意味ですね。
申請後は約2ヶ月間、パスポートを預けますので日本帰国はもちろんフィリピンから出国することはできませんで注意が必要です。(約2ヶ月間フィリピン滞在が必要)
⑥【APPLICATION FORM】
申込書
専用の申込書がありますので、個人情報を中心に記入していきます。
後ほど、私の申込書をサンプルに詳しく説明いたします!
⑦【MEDICAL CERTIFICATE】
健康診断書(フィリピンの病院での受診が必要)
私が実際に受けた病院、費用など後ほど詳しく説明いたします!
⑧【PHOTOS】
2×2(5cm×5cm)の証明写真8枚(背景白)
2×2サイズの証明写真は日本では使われませんが、フィリピンで良く使われる証明写真のサイズです。
現地のショップで撮れば100ペソ(約250円)ですので、現地で入手すれば良いですね。
上記8点は全ての申込者が必要な書類、金額です。
以下は該当する人のみ必要な書類となります。
・【NBI CLEARAN】
現地フィリピンでの無犯罪証明書
申請前にフィリピンに30日間以上連続して滞在している場合必要です。
日本でいろいろ準備をしてきてから申請する場合は必要ないかと思います。
私は該当したので、取得方法など後ほど説明いたします!
・【APOSTILLED MARRIAGE CONTRACT】
配偶者も一緒に申し込む場合は、アポスティーユの手続きをした婚姻証明書
(日本で取得→公証人の認証済みの翻訳→公印確認→アポスティーユの手続きを外務省で行う。)
※扶養家族1名につき申請料300USDが追加で必要となります。
・【APOSTILLED MARRIAGE CONTRACT】
子供も一緒に申し込む場合は、アポスティーユの手続きをした出生証明書
(日本で取得→公証人の認証済みの翻訳→公印確認→アポスティーユの手続きを外務省で行う。)
※扶養家族1名につき申請料300USDが追加で必要となります。
※扶養家族3人目から1人15,000USDの追加預託金が必要になります。
以上が、必要な書類や金額となります!
上記の書類を日本で準備が必要な書類とフィリピンで準備が必要な書類に分けます。(私は日本に帰国せずにセブで全て用意しました。)
日本で準備が必要な書類
・パスポート現物【ORIGINAL PASSPORT】
・日本の警察で取得した犯罪経歴証明書(外務省でアポスティーユの手続きする)【APOSTILLED POLICE CLEARANCE FROM COUNTRY OF ORIGIN】
独身(1人)で申請する場合は、上記の2つ。実質、日本の警察で取得した犯罪経歴証明書のみですね。(外務省でアポスティーユの手続きが必要。)
フィリピンで準備する書類
・健康診断書(フィリピンの病院での受診が必要)【MEDICAL CERTIFICATE】
・預託金:2万USDを送金した証明書。フィリピン現地銀行が発行。【PROOF OF INWARD REMITTANCE-US💲20,000 From PRA Accredited Banks】
・申込書【APPLICATION FORM】※日本でも準備可能
・2×2(5cm×5cm)の証明写真8枚(背景白)【PHOTOS】※日本でも準備できますが、セブの方が安いです。
・NBI CLEARANCE【フィリピンに入国後、30日を経過後に申請する場合】※申請の為にフィリピンに入国する人には申請する人には不要かと思います。
実際に書類を準備する!日本で準備する書類
上記で説明した書類を1つ1つ入手していきます。
パスポート
申請から完了までに約2ヶ月掛かりますので
申込時には2ヶ月の観光ビザ有効期限が必要です。
私は観光ビザを2ヶ月分延長してから申し込みをしました。(不足しているとPRAのスタッフにも言われます。)
観光ビザの期間が不十分だと、受付時に指摘され延長後に来るように言われます。
日本の警察で取得した犯罪経歴証明書(取得してから6ヶ月以内のもの)※アポスティーユ必須
私は日本に帰国せずにセブ滞在中に取得をしたので、日本在住の方とは方法が違いますので、セブで申請する人の参考になるように書いておきますね。
セブで申請する場合は『在セブ日本国総領事館』で申請が可能です。
但し、申請時に地元(セブ)警察で採取した指紋が必要となるので、まずは、『在セブ日本国総領事館』に行き、アポスティーユの手続きをした日本の犯罪経歴証明書が欲しい旨を伝え、指紋採取用の用紙をもらいます。
写真のような正式に警察で指紋を採取するための用紙が『在セブ日本国総領事館』でもらえます。
私はこれを持って近くのマクタン島にある『Lapu-Lapu City Police Office』に行きました!
大きめの警察署ならだいたい対応してくれそうな感じです。
『Lapu-Lapu City Police Office』の場合は、受付で指紋採取の用紙を見せると、指紋採取をする部屋に連れて行かれて1本1本の指紋を丁寧に用紙に採取して終了しました。
無事に指紋採取を終えたら、改めて『在セブ日本国総領事館』に行き犯罪経歴証明書の申請を行います。
写真のような申請用紙がもらえるので記入します!
また同時にアポスティーユの手続き申請書も記入します。
写真のような記入例があるのでこれを例に記入していきます。
どちらの書類も日本人であれば難しくはないですよね!
担当者からは申請から2〜3ヶ月時間が掛かると言われました。
私の場合は申請後、約2ヶ月でセブに書類が到着しました。
到着後は領事館のスタッフが電話で連絡をしてくれるので、焦らず連絡を待ちましょう!
申請時にはパスポートの現物をお忘れなく!
アポスティーユの手続きをした日本の犯罪経歴証明書をセブで入手するには、一切の費用は掛かりませんでした!
(本当にありがたいですね!)
日本に滞在の方は
日本の警察(本籍地)で取得→公証人の認証済みの翻訳→公印確認→アポスティーユの手続きを外務省で行う
ことで取得ができるようです。
一例として下記は私の日本での滞在地、埼玉県警のホームページに記載されている『犯罪経歴証明書』の取得方法です。
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/e0050/shinse/hanzai-keireki2.html
まずは、本籍地の警察に行って相談すると良いですね!
実際に書類を準備する!(フィリピン)
健康診断書(フィリピンの病院での受診が必要)【MEDICAL CERTIFICATE】
私はマクタン島にある大きい病院『マクタンドクターズ ホスピタル』で健康診断を受診し、診断書を入手しました。
他の病院でも取得可能かと思いますが、『マクタンドクターズ ホスピタル』で健康診断を受けた状況をここではご紹介します。
・マクタンドクターズ ホスピタルに入ると受付がありますので『リタイアメントビザ(SRRV)取得の為に健康診断を受けたい』と伝えると、まずは隣りの建物に行ってドクターの診察を受けるように言われ、下記のようなドクター一覧表を渡されます。
たくさんのドクターがいて誰のところに行けば良いのか分からなかったので、受付に『おすすめは?』と聞いたら2人のドクター(丸で囲んである)を紹介されてので、その部屋に行いきました。
きっと『FAMILY MEDICINE』のドクターであれば、どのドクターでも大丈夫かと思います。
病棟の隣りにあるドクター棟に行っておすすめされたドクターのところに行きます。
このような個室がたくさんあり、部屋番号を頼りにドクターを訪ねます。
ドアを開けて中に入ると受付スタッフがいますので健康診断を受けたい旨を伝え、ドクターから呼ばれるのを待ちます。
この時は他に受診者はおらず、すぐに受診することができました。
ドクターの診察といっても、『リタイアメントビザ(SRRV)』申請用の健康診断を受けて異常なしの書類が欲しい旨を伝え、検査項目の上記メモを入手!
このメモを入手するのに1,000ペソ掛かりました(笑)
メモに何が書いてあるか読めないので、『マクタンドクターズ ホスピタル』の受付に戻りメモを見せながらどこに行けば良いのか聞いて、最初は胸部のレントゲンを撮影しました!
レントゲン料金:440ペソ
レントゲンの担当部署に行き、検査項目のメモを見せ、支払い用の書類を作成してもらい会計へ持って行き料金を支払います。
日本と違うところは、先に会計をしないと検査が受けられません。
領収書をもらったらレントゲンの部署に戻り、レントゲン撮影を撮影してもらい、少し待っていると異常無しの結果をもらい終了。
レントゲンの担当スタッフに次にどこに行ったら良いかを聞いて、血液検査などをする部署へ移動。
血液検査、検便、検尿:1,571ペソ
検尿、検便、血液検査の部署へ行き、支払いを済ませ、血液や検尿を済ませます。
便は出なかったので、容器を持ち帰り後日、自宅で採取したものを病院へ持って行きました。
1週間後に結果を取りに来るように言われて後日、結果を取りに行きました。(異常なし)
各検査結果を持って、一番最初に訪れたドクターのところに行き、『リタイアメントビザ(SRRV)』申請用の専用用紙に結果を記入してもらいサインをもらいます。
私はこの専用用紙を事前に入手していなかったので、わざわざこの用紙をもらいにセブシティーのフィリピン退職庁の事務所まで行くことになりましたので、これから申請する人は、申し込みに行った時などに必ずもらっておきましょう!(事前に渡して欲しかった 泣)
そしてドクターにこの書類を書いてもらうにの500ペソ掛かりました!
写真のような各検査結果の書類も病院からもらったので、健康診断書(フィリピンの病院での受診が必要)【MEDICAL CERTIFICATE】の入手は完了です!
預託金:2万USDを入金した証明書。【PROOF OF INWARD REMITTANCE-US💲20,000 From PRA Accredited Banks】
申請に必要な預託金:2万USDをフィリピンの現地銀行に入金して証明書を発行してもらいます。
写真の用紙は、フィリピン退職庁からもらった用紙です。
この用紙に記載されているセブの街中によくある銀行(PNBやBDOなど)かフィリピン退職庁認定の銀行『DBP』に2万USDを入金します!
ちなみに私は『PNB ラプラプ パホ支店』に2万USDを入金しました!(私の事務所から歩いて行けるので)
まずは銀行の支店に行き、『リタイアメントビザ(SRRV)』の預託金を入金したい旨を伝えます。
その後、専用のUSD口座を作成してもらいました。口座作成はパスポートのみでOKでした。
口座作成後、上記のような手書きで書かれた口座番号をもらいました(笑)
この口座はロック(出金できない)口座なので、通帳、ATMカード、ネットバンクなどは使えません。
送金には『Wise』を使い、上記の口座にセブにいながら日本の銀行口座から送金しました!
もし、まだ『Wise』のアカウントをお持ちでない人は下記のリンクから申し込んで頂くと、私には紹介料、申し込んだ人には『最大¥75,000までの送金に使える手数料無料クーポン』がもらえるので、ぜひ、よろしくお願い致します!
https://wise.com/invite/dic/hiroyukis46
『Wise』で送金した際の手数料は、いくら送った場合でも18USDでした!
私は1ドル=160円ぐらいの円高時に送金したので、割高になってしまいました(泣)
これはタイミングだから致し方なしですね…
そして実際の送金時はとても緊張しましたね、何せ手書きの口座番号なのでそれ自体が間違えていたら終わりですもんね(笑)また、スタッフの数字もクセがあるので何でも確認しました。
そのため私は、まず最初にテストとして100USD(手数料18USD込)を送金して、入金が完了したかを支店窓口まで行って確認しました!(近くの支店にしておいた良かったです 笑)
私の送金履歴は下記のような感じです。
・1回目(約15,000円):82USD(送金額)/18USD(手数料)
・2回目(約100万円):約6,300USD/18USD(手数料)
・3回目(約100万円):約6,300USD/18USD(手数料)
・4回目(約100万円):約6,300USD/18USD(手数料)
と4回に分けて約2万USDを送金しました!(為替レートなどの余裕を見て少し多めに入金しました。)
入金が完了しただけでは終了しないのがフィリピンです(笑)
支店のスタッフには2万USDの入金を確認してもらいましたが、支店では証明書を発行できないとのこと…
本店があるマニラで証明書を発行してもらい、それをセブに送ってもらうとのことで1〜2週間、書類の到着を待ちました。
このような感じで2万USDの預託金の入金が完了したことを証明する書類をもらってこのタスクは完了です!
申込書の記入
申し込みフォームは、日本語でのフォーマットもありますので、難しくはありません!
ただ、日本語も何ヶ所か分かりにくいところがあり、私は記入した後、フィリピン退職庁のオフィスに持って行き添削をしてもらい、何ヶ所か修正するように教えてもらいました!
上記の日本語の申し込みフォームは下記のURLからダウンロードできるので日本でも準備が可能ですね!
https://pra.gov.ph/Uploads/MediaFile/FileUpload/Application-Form-Principal-Japanese-complete.pdf
私が提出した申込書を見本として掲載しておきますので参考にして下さい!(サインと日付は適当です!)
※写真をクリックすると拡大されます。
日本人であれば自分でも記入できますね!
このPDFファイルはPCからでも編集可能です!
少し面倒ですが、私みたいに一度記入してから、フィリピン退職庁に出向き、スタッフにチェックしてもらうのが良いと思います!
2×2(5cm×5cm)の証明写真8枚(背景白)
写真は提出用の書類に貼付したりする用です。
日本でも用意できるかもしれませんが、セブのショッピングモールには必ず写真屋(コピーなども受けている)さんがありますので、セブ入りしてから準備すると安くて良いですね!
私は8枚で100ペソでした!
事務手数料・年間事務手数料
・事務手数料:1,400USD(約20万円)
・年間事務手数料:360USD(約5万円)
合計:1,760USD(約25万円)をLAND BANKのフィリピン退職庁の口座に入金します。
振込をする当日にフィリピン退職庁のセブ事務所に電話をして、USD=ペソのレートを聞いてペソで振り込みます。
私は写真のような紙をフィリピン退職庁のセブ事務所でもらい、スタッフの電話番号も教えてもらい、振込む当日にレートを電話で確認するように言われました。
私が振込んだ時は、103,500ペソでした!
NBI CLEARANCE【フィリピンに入国後、30日を経過後に申請する場合】※必要な場合のみ
ほとんどの人は該当しないと思いますが、私のように現地に滞在しながら申請する場合は(申請時に30日間以上フィリピンに滞在している場合)、現地フィリピンでの無犯罪証明書の提出も必要です。
申請してから1ヶ月程度掛かりましたので、早めに申請することをオススメします!
私は『National Bureau of Investigation NBI – Mandaue District Office』へ行って申請しましたが、場所が分かりにくかった…
Googleマップ上では『Mandaue City Sports and Cultural Complex』の前(道沿い)に表示されていますが、実際には裏手になります。
これは別記事にする予定です。
これで全ての書類が揃いました!
説明が長過ぎて、何が必要か分からなくなてしまいましたね(笑)
書類を全て持ってフィリピン退職庁のセブオフィスに行くと、スタッフが書類の不備が無いかチェックして不備が無ければ写真のようなチェックリストを受領書代わりに渡されて、手続きが終わったら携帯電話に連絡すると言われて、待つこと2ヶ月ちょっとで私は手続きが終了して、リタイアメントビザを受け取ることができました!
この手続き中はパスポートを預けるので、手続き終了まではフィリピンを出国することができないので要注意です!
自力ではなくエージェントを使うと(余計なお金を使うと)この2ヶ月が1ヶ月ぐらいに短縮されるというウワサを耳にしますので、時間の無い方は正規のエージェントに問い合わせて見て下さい!