日本でも話題の「手袋グルメ」をマクタンの港で。マクタンのエビ専門店『バケットシュリンプ(Bucket Shrimps』へ
日本でも最近、手袋をして手づかみで食べる「手袋グルメ」が話題になっています。フォークやナイフを置いて、五感を使って豪快に食べる非日常感が若い世代を中心に受けているようです。
これを読んで思わず笑ってしまいました。というのも、セブのローカル文化では、いまでも素手で食事を楽しむスタイルがごく自然に残っているからです。日本でトレンドとして注目されている食べ方が、こちらではかなり日常に近い感覚なのです。
そんな手づかみブームにぴったりハマるレストランが、マクタン島にあります。セブヨットクラブの中に佇む、エビ専門店「バケットシュリンプス・マクタン(Bucket Shrimps Mactan)」。バケツに山盛りのエビを、ビニール手袋でバキバキ剥きながら食べる、海風と潮の香り込みのワイルドな一軒です。
メニューはかなりシンプルで、主役はあくまでエビ。前菜やデザートまで楽しむレストランというより、エビ好きがエビを目当てに行く専門店というイメージです。(ビールはあります。)
Googleレビュー:★★★★★ 4.2(426件・2026年5月時点)
港のコンテナを再利用した独特の店構えと、海越しにセブ本島の夜景が広がる2階席。ローカルとも観光客向けとも少し違う、独特の「港の食堂感」がクセになります。ほぼローカルの人しかいません。
- ①バケツ盛りのプリプリ大エビが495ペソ〜!コスパ抜群のシーフード体験
- ②ガーリックバター・カレーなどの3種ソースで味変できるのが楽しい
- ③ヨットクラブの港に建つコンテナ店舗。海風と夜景の中でワイルドに頬張れる
場所はマクタン・ヨットクラブの中。港のコンテナ食堂という非日常
お店があるのはマクタン島・空港から車で15分ほどの「Mactan Wharf(マクタンワーフ)」と呼ばれる港湾エリアです。
アイランドセントラルの横道を海方向にしばらく進んでいくと、まずはバケットシュリンプの看板が見えます。
さらに左側を進んでいくと、夜の暗闇にぼんやり「MACTAN WHARF」のゲートが浮かび上がってきます。

ゲートをくぐると、ここが本当にレストラン街なのかと不安になるほど雰囲気が一変します。タンクローリーが停まり、フェリーの船員さんが行き交い、ヤシガラを積んだ大型船が停泊している、いわゆる本物の港湾エリア。観光地のキレイな雰囲気は一切ありません。
夜でも大きなダンプカーなどが行き来しますので注意しましょう!

不安になりつつも進んで行くと、オレンジ色のエビのキャラクターが描かれた「BUCKET SHRIMPS」の矢印看板が現れます。フェンスにかかったハート型のネオンサインが「ここで合ってます」と教えてくれる感じで、この導線だけでもう冒険感があります。

建物は使い古された海運コンテナを再利用したつくり。タルポリンに直接「SHRIMPS」と書かれた安上がりな看板(笑)
コンテナの隣には桟橋が伸びていて、すぐ目の前には停泊中のヨット。立地と店構えだけで、すでに普通のシーフードレストランとは別物の空気を放っています。

中に入ると1階席はオープンエアの広いテラスで、ローカルの家族連れや友人グループが手袋をはめて豪快にエビを頬張っています。
スタッフのおじさんがその場でBBQの炭をうちわで仰いでいて、煙がふわっと流れてくる感じも含めて完全にローカルの食堂。日本でいうところの「漁港の食堂」を、もう少しラフにしたような距離感です。

そして個人的に断然オススメなのが2階席。コンテナの脇にかかった鉄製の階段を上っていくと、屋根付きのオープンエアテラスが広がっています。柵の向こうは海。遠くにはセブ本島の夜景がきらめいていて、海風が抜けていく気持ちよさは港のレストランならでは。

カジュアルなプラスチック椅子、白いペンキ塗りのテーブル、頭上には電球のストリングライト。ガッツリ作り込まれた雰囲気ではないのに、海と夜景が全部勝手にエモくしてくれます。カップルや観光で訪れる方は、ぜひ2階席を狙ってください!
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注文はとてもシンプルです。テーブルに着くとビニール手袋とおしぼり、それにテーブルクロス代わりの大きな黄色い紙が敷かれます。この紙の上で豪快にエビを解体していくのが、Bucket Shrimps流の食べ方。お皿は使いません。

メニューはとても清いメニューで1枚、表面のみ!
エビは大きさで価格が決まり、ソースはガーリックバター・カジュン・バゴーンカレーの3種から選びます。今回は王道の「ガーリックバター」を選択。ムール貝やカニとセットにできるバケットメニューもあるので、エビ以外の貝類を試したい人はそちらもアリです。
ガーリックバター・シュリンプ):495ペソ
これが本日の主役です。ステンレスのバケツにエビが山盛り、中央にどっしりとコーンが鎮座しています。エビは中サイズの天然プリプリ系で、しっかりと殻ごとガーリックバターソースに絡めてあります。ソースをまとったエビは、見た目だけですでに食欲を刺激してきます。2人でシェアしてちょうど良い量でした。

手袋をして1匹つまみ上げ、頭を外し、殻をバキッと剥いていきます。中から出てくる身は弾力たっぷりでプリッと締まっていて、噛むとエビ本来の甘みが広がります。ガーリックバターの濃厚なコクとほんのりレモンの爽やかさが追いかけてきて、想像以上に上品。「ガーリックバターってこんなにエビに合ったんだ」と素直に思わされる完成度です。

合間にバケツの底のソースをコーンに絡めて食べると、これがまた絶品。コーンの自然な甘みがガーリックバターのこってり感を中和してくれて、いつまでも食べ続けられます。最後にソースをご飯に絡めて食べたい衝動に駆られますが、ガマン(笑)
バケットシュリンプにも、もちろん単品ライスがあるので試してみて下さい!ローカルの人はエビでたくさんのライスを食べてます(笑)
ビールと共にしっかり2人で最後まで食べ切りました!ちょうど良い量でしたね、

ポークバーベキュー/295ペソ(5本)
エビと一緒に追加したのが、フィリピンBBQの定番、ポークバーベキューです。
炭火でじっくり焼かれた豚肉に甘辛いマリネがしっかり染み込んでいて、香ばしい焼き目もばっちり。これは普通においしい。ただ、1本60ペソなので意外と安くはないです…
バケットシュリンプの主役はもちろんエビですが、BBQはビールのお供や口直しにちょうどいい存在です。エビだけを食べ続けるよりも、途中で肉の甘辛さを挟むことで、全体の満足感がかなり上がります。
サンミゲル・ピルセン:95ペソ
フィリピンの国民的ビール、サンミゲル。冷えた瓶ビールがガーリックバターのエビと最高に合います。
今回6本頼んで合計570ペソ(1本あたり95ペソ)と、観光地価格にしてはかなり良心的。
3人以上で来てワイワイ飲み食いするのが、たぶんこの店の正解です。
今回の会計は2人でトータルで 1,360ペソ(約3,500円弱)。
エビバケット+ポークバーベキュー+ビール6本でこの金額なら、観光客的にも住んでいる立場でも文句なし。
支払いは現金のみ・カード不可なので、来店前にちゃんとペソを準備しておきましょう!

食後はコンテナ脇に設置された共用の流し台で手を洗うスタイル。
レジに行くと笑顔のスタッフが「ありがとうね〜!」と気さくに送り出してくれます。スタッフのフレンドリーな対応も、このお店を気に入ったポイントの一つです。
まとめ:エビ好きなら一度は行きたい、マクタンの「港の手づかみ食堂」
バケットシュリンプは、エビを気取らず豪快に楽しみたい人にぴったりのお店です。
メニュー数は多くありませんが、そのぶん「バケツ盛りのエビを手づかみで食べる」という体験に振り切っていて、普通のシーフードレストランとは違う楽しさがあります。
日本でも話題になっている「手袋グルメ」を、セブの本物の港・本物のコンテナ食堂で体験できるというのは、なかなか貴重です。
手袋をはめて、紙を敷いたテーブルでエビをバキバキ剥く時間は、思った以上に童心に返らせてくれます。
マクタン在住の方なら、家族や友人を連れて行く「ちょっとローカルな夜の食事」として最適。短期の旅行・留学で来ている方も、リゾートホテルのキレイなレストランでは味わえない「現地の港の空気感」を体験できる一軒です。
注意点は3つ。①支払いは現金のみ、②ライス系、麺系のメニューは基本なし、エビ以外もほぼ無し③海沿いなので虫除け&ウェットティッシュがあると安心。この3点さえ押さえておけば、満足度はかなり高いはず。
エビ好きの仲間を誘って、海風の中で手づかみグルメを楽しんでみてください!
※価格・営業時間・支払い方法・Googleレビュー件数は2026年5月時点の情報です。訪問前に公式FacebookまたはGoogleマップで最新情報をご確認ください。
| 店名 | バケットシュリンプ マクタン( Bucket Shrimps Mactan) |
| ジャンル | シーフード/エビ料理/フィリピン料理 |
| 料金(1人) | 500〜700ペソ前後 |
| 営業時間 | 11:00〜22:00 ※支払いは現金のみ |
| TEL | +63 953 228 6688 |
| 住所 | Mactan Wharf, Ibo, Lapu-Lapu City, Cebu |
| 地図 | |
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