【簡単】セブ・マクタン島で観光ビザを延長!自力での料金・方法!!

セブ島に長期滞在する場合に心配なのがビザの問題。セブ島(フィリピン)ではイミグレーションで手続きをしてお金を払えば、簡単に観光ビザの延長ができます。

そんな観光ビザの自力での延長方法や料金を知りたい方は意外と多いはず。

今回はみなさんのそんな疑問にお答えしていきます!

 

セブで観光ビザ延長
  • フィリピン観光ビザは自力で簡単に延長できます
  • 31日以上の滞在の場合はビザの延長が必要
  • 2回目の延長はACR-Iカードの申し込みも必要

 

観光ビザで滞在できる日数は?

フィリピン観光ビザ

フィリピン(セブ)に入国すると自動的に31日間の観光ビザが、入国時にイミグレーションでもらえます。入国スタンプをよく見ると、入国日から31日後の日付が黒スタンプで押してあります。

 

例えば

入国日が『3月1日』の場合は『3月31日』の黒スタンプが押され、『3月31日』で観光ビザが切れます!(3月31日に出国すればOK!)

 

上記スタンプ画像は、2018年11月4日に入国して、2018年12月4日期限の観光ビザスタンプ。(31日間)

 

この場合は、『12月4日』までにフィリピンを出国すれば何も問題ありません!

 

『12月4日』当日に出国しても大丈夫です!

 

出国とは、日本に帰国しなくても、台湾、韓国、シンガポールなど近隣諸国に行くことでもフィリピンを出国することになります!

 

1度出国してフィリピンに再入国することにより、観光ビザは一旦リセットされて、再入国の際に新たに31日の観光ビザが発行されます。

 

しかし、出国する予定がなくセブが好きすぎて1ヶ月以上滞在したい方もいらっしゃると思います。そのような場合にはイミグレーションに行けば、自分で簡単に観光ビザを延長することができます!

 

私は、最近では英会話学校、ツアー会社を運営しているので労働ビザを取得しましたが、南国ノマド時代は観光ビザを延長しながら長期滞在をしておました。

 

たまに質問を受けるのですが、『リタイヤメントビザ』を取得しなくても長期滞在する方法はありますので、個人的には先の読めないこの時代に比較的ビザが緩いフィリピンで『リタイヤメントビザ』を取得することはオススメしません…(不動産投資をする方であれば話は別ですが…)

 

今回は知人の観光ビザの延長に一緒にイミグレーションに行ってきましたので、その模様をお伝えしたいと思います!

 

観光ビザの延長できる場所は?

観光ビザはマクタン島では『ガイサノアイランドモール』内にあるイミグレーションで手続きができます。セブシティ側では『Jモール』内にあるイミグレーションに行って延長手続きをします。

 

『Jモール』はこちら

 

『ガイサノアイランドモール』はこちら

今回は私が滞在しているマクタン島のイミグレーションです。

 

イミグレーションは、『ガイサノマクタンアイランドモール アネックス館』、モールに向かって左側の建物の中にあります。

 

『ガイサノマクタンアイランドモール アネックス館』入口。

 

『Andok’s(アンドックス)』というローカルレストランの横に入口があります。

 

中に入ると

 

ザッツ・ローカルという感じの世界が広がります(笑)

 

その右前方にイミグレーションはあります!

 

このイミグレーションいつもガラガラです(笑)

 

ちなみに営業時間は

意外と長い時間応対しているなと少々関心!

 

また、ビーサン、ハーフパンツなどの軽装で行くと入れませんのでご注意下さい!(Tシャツは大丈夫です。)

 

観光ビザの延長方法は?

中に入りまずは左奥の1番のデスクへ!

たぶん、この人がここの所長だと思います。パスポートをよくチェックした後、申請用紙を渡されます。

 

下記がその申請用紙。英語で書いてあるので難しそうに見えますが至って簡単です!

蛍光ペンでマークしてある部分を記入していきます。

 

①Last Name(名字)・Given Name(名前)・E-mailアドレス・・・名字、名前、E-mailアドレスをローマ字で記入。

 

②Citizenship/Nationality(国籍)・・・『Japanese』と記入。

 

③Country of birth(生まれた国)・・・『Japan』と記入。

 

④Date of birth(誕生日)・・・生年月日を『日付・月・年(西暦)』の順番で記入。

 

⑤Gender(性別)・・・『Male』か『Female』にチェック。

 

⑥Civil Status(民法上の身分?)・・・『Single(独身)』か『Married(既婚)』にチェック。

 

⑦Height(身長)・・・cmで記入(おおよその数値で大丈夫です。)

 

⑧Weight(体重)・・・kgで記入(おおよその数値で大丈夫です。)

 

⑨Residential Address in the Philippines(滞在先の住所)・・・滞在先の住所を記入(ホテルの住所でも大丈夫です。)

 

例えば私が運営する英会話スクール『セブ英語倶楽部』の住所

2F Ace Penzionne, MLQ National Highway, Pajo, Lapu-Lapu City, Cebu, 6015

を記入すると

 

『Number & Street』欄に

2F Ace Penzionne, MLQ National Highway

 

『Barangay,Municlpality,City』欄に

Pajo, Lapu-Lapu City

 

『Province,Zip Coad』欄に

Cebu, 6015

 

となります。Zip Coad(郵便番号)は分からない場合は記入しなくても大丈夫だと思います(そもそも郵便システムがない国ですので 笑)

 

また、あまり細いことを気にすることなく滞在先の住所を記入すれば大丈夫です。

 

⑩Mobile Number(携帯番号)・・・フィリピンの携帯番号または日本の携帯番号

 

⑪Applicant’s Signature over Printed Name(名前とサイン)・・・ローマ字でフルネームとサイン(パスポートと同じサインが良いと思います。)

 

備え付けのボールペンがありますが、インク切れであったり他の人が使っている場合もありますので、持参すると良いですね。

 

申請用紙の記入が終わったら次は3番の窓口へパスポートと申請書類を提出。

2番の窓口は、初回の延長時には使いません。(滞在60日を超える2回目の延長の時に写真や指紋を登録する際に使用)

 

しばらく待っていると、支払い用紙を発行してくれるのでそれを持って4番の窓口へ。

ここでお金を払います。

ちなみに1回目の観光ビザの延長費用は

1回目の延長・・・3,130ペソ

 

2回目以降は

2回目の延長・・・4,910ペソ+ACR I-Card(外国人登録証)50米ドル(その時のレートで計算)。このブログを書いた時に一緒に行った知人は、7,548ペソでした。

 

3回目以降の延長・・・2,430ペソ

※料金は必ずイミグレーションで確認してください。

 

2回目の延長は、1回目の延長と流れはあまり変わりませんので、詳細はスタッフに聞けば、金額、方法などを教えてもらえます。

 

実際に自分自身や知人に3回目以降の延長をした経験がないので金額は分からないのですが、イミグレーションスタッフに聞いたところの上記の料金でした。

 

本当にざっくりいうと、1万円ぐらいで30日の観光ビザが延長できるイメージでしょうか!?

 

支払いを済ませてしばらく待つと5番の窓口で名前を呼ばれて、観光ビザ延長の手続きをしたパスポートを受け取って終了です。(番号は付いてますが同じ場所ですので簡単です。)

マクタン島のイミグレーションはいつ行ってもガラガラですので、全てが終了するまでに20分ぐらいで終了します。

 

以前は、証明写真が必要でしたが現在は写真は必要ありません。

 

 

余談ですが、6ヶ月以上滞在して出国すると『ECC(Emigration Clearance Certificate )』という書類が必要になりますので、6ヶ月未満で1度は出国しておいたほうが良いと思います!(仕事している人はそういう訳にもいかないと思いますが…)

 

2回目(滞在60日以上)の観光ビザの延長方法は?

観光ビザ

基本的には1回目の延長と流れは一緒です。

2番目の行程として、写真撮影と指紋採取があります。

これによりACR-Iカード(外国人登録証)が発行されます。(有効期限1年)

この申込時には受け取れず、後日、カードをイミグレーションまで取りに行く必要があります。(だいたい1ヶ月後ぐらいに発行されます)

また、このACR-Iカード(外国人登録証)はフィリピンでも身分証明証としても使用できます。

 

2回目の延長時には1ヶ月の延長か2ヶ月の延長かが選べます。

2ヶ月の延長を選ぶと、1ヶ月づつ2回延長するよりも500ペソ安くなります。

 

観光ビザ

観光ビザ

2回目の延長時は1回目の延長時の時よりも申し込み用紙への記入が増えそうですが、記入する項目は2枚ともほぼ同じなので、1回目の延長を経験している方には難しくはありません。

 

観光ビザ

今回一緒に行った知人は、1ヶ月の延長(3ヶ月滞在)で合計7,548ペソでした!

※12月17日現在

 

 

2回目の延長はACR-Iカード作成のために費用が少し嵩みます。セブパシフィックなどのセールで安い航空券を購入して、観光ビザを延長する費用を飛行機代に充てて、観光ビザを延長せずに日本に一時帰国して、観光ビザをリセットするのも賢い長期滞在の方法です。以前、私はそうしておりました。(ただ、あまり頻繁に出入国を繰り返しているとイミグレーションにいろいろと聞かれます。)

 

リタイヤメントビザを取得しなくても、現在の制度では長期滞在が可能ですので、この辺は他の国に比べて長期滞在、移住にセブがオススメな点ですね!

 

セブ(フィリピン )に移住を考えている方は、まずは観光ビザを延長しながら少しづつ滞在する期間を伸ばして、自分に合うか合わないかを検証するのが良いですね!