
リタイアメントビザ(SRRV)の更新は期限の2ヶ月前に!去年失敗した私が、2026年にセブでやった更新手続き
フィリピンのリタイアメントビザ(SRRV)のIDカード、そろそろ期限が近い。
更新ってどうやるの?いつから動けば間に合うの?と迷っていませんか?
結論から言うと、期限の2ヶ月前にPRAのセブオフィスへメール → 先に更新料を振り込む → オフィスに1回行く。これでOKです!
今は2年分まとめて更新できて、私は720ドル払いました。
ただ正直に言うと、2ヶ月前に動いても、新しいカードができたのは期限の約3週間前。思っていたほど余裕はありません。
「期限の月に動けば間に合うでしょ」は、まず間に合いません。去年の私がそれで、日本の空港で痛い目にあいました…。
- ①期限の2ヶ月前にはメール。新しいカードまで、私は約7週間かかりました
- ②更新料を先にLANDBANKへ振り込めば、手続きでオフィスに行くのは1回だけ
- ③2年分まとめて720ドル。払うならドルよりペソがおすすめ
去年の失敗談:期限の月に更新したら、日本の空港で「捨てチケット」を買うはめに
まずは去年の失敗から書かせてください。
去年は、IDカードの期限が切れる月になってから、更新の手続きをしました。
そのあと9月に日本へ一時帰国したのですが、新しいカードが間に合わなかったんです。
しかたなく、PRAに「更新の手続き中です」という書類を出してもらいました。

これがそのときの「CERTIFICATION(証明書)」です。IDの更新を申し込んでいて、申請書と支払いの証明はもう出してあります、という内容。2025年8月22日付です。
PRAの名前とサインが入った書類なので、これがあれば大丈夫だろう、と思っていました。
ところが、日本の空港でフィリピン行きのチェックインをしたときのことです。
「これはリタイアメントビザのカードではないので、SRRVを持っている人としては扱えません。30日以内にフィリピンを出国するチケットがないと乗れません」と言われてしまいました。
え、手続き中の書類があるのに?
結局、その場で使う予定のない出国チケット、いわゆる「捨てチケット」を買うことに。完全にムダなお金です(泣)
日本人はビザなしでフィリピンに30日まで滞在できますが、そのかわり、30日以内に出国するチケットを持っていることが条件です。航空会社はチェックインのときに、そこを確認します。
SRRVを持っていれば本来は関係ない話なんですが、カウンターの人が見るのは「カード」なんですよね。
航空会社や担当の人によっては、通ったのかもしれません。でも、私はダメでした。
なので、期限のあとに一時帰国や海外旅行の予定がある人は、それまでに新しいカードを手元に用意しておくのが一番安全です。
2026年のSRRV更新の流れ:6月にメールして、8月に新しいカード
今年はその反省をいかして、期限(8月)の2ヶ月前、6月の中旬に動きました。実際の流れはこんな感じです。
| 6月17日 | PRAのセブオフィスに「更新したい」とメール |
| 6月17日 | 返信「何年分にしますか?最長2年で720ドルです」 |
| 6月18日 | 振込先(LANDBANK)の口座番号がメールで届く |
| 6月19日 | LANDBANKで720ドルを入金 → 伝票の写真をメールで送る |
| 6月24日 | オフィスで書類の記入・指紋・写真の提出(15分くらい) |
| 8月11日 | 「新しいIDカードができました」とメール |
| 8月31日 | 古いカードの期限(8月いっぱい) |
オフィスで手続きしてから、新しいカードの連絡が来るまで約7週間。
古いカードは8月いっぱい使えたので、間に合ったのは期限の約3週間前。
もし1ヶ月前に動いていたら、間に合っていなかった計算です。
なので「2ヶ月前」は余裕ではなく、最低ラインだと思っておいてください。
①まずはPRAのセブオフィスにメール
最初にやったのは、PRAのセブオフィス(Visayas Satellite Office)へのメールです。
送った内容は、本当にこれだけ。
I would like to renew my SRRV, expire AUG 2026.
Please tell me how to renew my SRRV.
英語に自信がなくても、これくらいの短い文で十分通じます。
ちなみに書き出しは、セブアノ語の「Maayong hapon」。午後のあいさつです。送ったのは朝の10時でした。
すぐに自動返信が来て、40分ほどで担当の人から返事が来ました。
内容は「オフィスで手続きするのが一番早いので、来てください」。
もうひとつ、マニラの本部(idservices@pra.gov.ph)にメールで頼むオンラインの更新も案内されました。こちらは私は試していません。
ここがポイントで、「オフィスに来て」と言われても、すぐに行かなくて大丈夫です。
先に更新料を振り込んでから行けば、オフィスに行くのは1回で済みます。
私も「遠くに住んでいるので1回で終わらせたい。先にLANDBANKで振り込みたい」と返信しました。マクタン島からセブ市内まで、何度も行くのは正直しんどいので。
すると、こんな返事が来ました。

「何年分にしますか?最長2年で720ドル。ペソで払うなら、ドルのレートが毎日変わるので電話してください」とのこと。
②更新料をLANDBANKに振り込む(2年分で720ドル)
更新料は1年360ドル。今は最長2年分までまとめて払えます。
私はもちろん2年分、720ドルにしました。毎年オフィスに行かなくていいのは、本当にありがたいです。
振込先はLANDBANK(ランドバンク)にあるPRAの口座で、ドル用とペソ用の2つがあります。口座番号はメールで教えてくれます。
口座番号は変わることもあるので、この記事の写真ではなく、必ずPRAからのメールで確認してくださいね。

私はラプラプ市のLANDBANKで、ドルの現金を入金しました。入口の表示だと、営業は平日の8:30〜15:00でした。

窓口の入金伝票(CASH DEPOSIT SLIP)に、口座名「Philippine Retirement Authority」、口座番号、通貨(US$にチェック)、金額を書いて出すだけです。
入金が終わったら、この伝票の写真をメールでPRAに送ればOKです。
ドル払いより、ペソ払いがおすすめ
正直に言うと、ドル払いはおすすめしません。銀行の手数料が高いからです。
私のときは、伝票の一番下に「USD 5.00」と印字されていて、720ドルとは別に5ドルかかりました。地味に痛いです。
ペソで払えば、この手数料はかかりません。
ペソで払うなら、やり方はこうです。
- 振り込む当日に、PRAのセブオフィス(0917 307 1943)に電話する
- その日のレートで計算したペソの金額を教えてもらう
- ペソ用の口座に、その金額を振り込む
ドルのレートは毎日変わるので、当日に電話で金額を聞く必要があるんです。
英語の電話が苦手な人には、ここがちょっとハードルかもしれません。でも聞くのは金額だけ。「I want to pay my SRRV renewal fee in pesos today. How much is it?」と言えば通じると思います。
どうしても電話が不安なら、5ドル払ってドルで、というのもアリです。私も今回はドルにしました。次はペソにします。
③オフィスへ行く。PRAは12階に引っ越しています

PRAのセブオフィスは、セブ市内のセブ・ビジネスパークにある「2Quad Building」の中です。

エレベーターには「PRAは12階に引っ越しました」の貼り紙。前の場所のつもりで行くと迷うので、12階へどうぞ。

12階で降りて廊下を進むと、PRAのロゴが見えてきます。

受付には「PLEASE REGISTER HERE」の札があるので、ここで記帳して、更新に来たことを伝えます。
オフィスでやったのは、この4つです。
- 申請書(Retiree Request Form)の記入
- 「何年分のIDにするか」の誓約書(Undertaking)にサイン
- 指紋の押印(左右の人差し指と親指)とサイン
- 証明写真の提出

申請書は、名前・SRRVの番号・住所・連絡先・職業などを書く1枚です。

誓約書には、更新する年数(私は2 years)と、理由を書く欄があります。
理由の欄には「I love Philippines.」と書きました(笑) うそではないので。
この誓約書には大事なことが2つ書いてあるので、サインする前に読んでおいてください。
- 住所や連絡先が変わったら、PRAにメールで知らせること。連絡がつかないと、次から2年分などの複数年のIDは出してもらえない
- 期限の前にSRRVをやめても、前払いした残りの分は返ってこない
「1〜2年のうちに日本へ帰るかも」という人は、2年分ではなく1年分にしておくのも手です。

指紋は、スタンプ台のインクで左右の人差し指と親指の4つ。指がインクで汚れるので、ウェットティッシュがあると便利です。

証明写真は、2×2インチを2枚持って行くといいです。白背景で、正面から撮ったものにしてください。
もし用意できなくても、オフィスで撮ってもらえて、その写真を使えます。写真のために、わざわざ写真屋さんを探さなくても大丈夫です。
オフィスにいた時間は、本当に短かったです。スマホの写真の時刻を見返したら、12階に着いてからビルを出るまで15分くらい。
先に振り込んでおいた効果、大きいです。
ちなみにPRAの公式サイトでは、窓口での更新に必要なものとして、次のものが案内されています。
- 申請書(Retiree Request Form)
- 更新料の領収書(先に振り込んだ人は、入金伝票)
- 今のIDカード
- パスポートのコピー
- 2×2インチの証明写真(2枚あると安心。なければオフィスで撮ってもらえます)
もうひとつ気をつけたいのが、オフィスの開いている曜日です。
2026年8月にPRAから来たメールでは、開いているのは月〜木の8:00〜17:00(祝日は休み)。6月に行ったときも、ドアに「月〜木だけ営業・金曜は窓口なし」のお知らせが貼ってありました。
金曜に行ってしまわないよう、気をつけてくださいね。
④新しいIDカードを受け取る

8月11日に「新しいSRRVのIDができました」というメールが来ました。
受け取りは、オフィスの窓口(月〜木)。申し込んで料金を払った人には、JRS Expressでの郵送もあります。PRAの公式サイトでは、フィリピン国内の郵送は150ペソ追加です。
私はオフィスに取りに行きました。郵送もできますが、ビザのカードが途中でなくなったら…と思うと、ちょっと不安だったので。

領収書を見ると、年会費の期間は「2026年8月9日〜2028年8月8日」の2年分。6月に払っても、6月からではなく、去年の続きの8月9日から数えてくれていました。
つまり、早めに払っても、そのぶん損するわけではありません。早く動いて困ることはないので、安心してください。
まとめ:SRRVの更新は「2ヶ月前にメール、先に振り込み、オフィスは1回」
最後に、今年の更新でやったことをまとめます。
- 期限の2ヶ月前に、PRAのセブオフィスへメール
- 何年分にするか決める(最長2年・720ドル)
- LANDBANKのPRAの口座に振り込み、伝票の写真をメールで送る(ペソなら当日に電話して金額を聞く)
- オフィス(2Quad Building 12階・月〜木)で書類・指紋・写真(2×2インチを2枚)
- 7週間ほどで新しいカード。私はオフィスに取りに行きました
正直、不便なところもあります。
オフィスはマクタン島から遠いし、金曜は開いていないし、カードができるまで2ヶ月近くかかる。
でも、メールの返事は思っていたより早かったです。自動返信には「返信が遅れるかもしれません」とあったのに、40分ほどで返ってきました。
期限ギリギリで動くと、去年の私みたいに、空港で捨てチケットを買うことになるかもしれません。
カレンダーに「SRRV更新・期限の2ヶ月前」と入れておくのがおすすめです!期限の近くに一時帰国の予定がある人は、3ヶ月前でも早すぎないと思います。
SRRVの取り方や条件は、こちらの記事にまとめています。
更新のたびにドキドキしている方の参考になればうれしいです。
| 窓口 | Philippine Retirement Authority(PRA) Visayas Satellite Office(セブオフィス) |
| 手続き | SRRVのIDカード更新(最長2年分まで) |
| 更新料 | 1年360ドル(2年分で720ドル) ※本人+扶養家族2人まで |
| 支払い | LANDBANKのPRAの口座に振り込み(ドル口座・ペソ口座) ※ドルは手数料5ドル、ペソは手数料なし ※口座番号はPRAにメールで確認 |
| 営業時間 | 月〜木 8:00〜17:00(祝日休み) ※2026年8月のPRAのメールより。金曜は窓口なし |
| TEL | 0917 307 1943 |
| メール | cebu@pra.gov.ph |
| 住所 | Unit C1, 12th Floor 2Quad Bldg., Cebu Business Park, Cardinal Rosales St., Cebu City 6000 |
| 地図 | |
| Web | PRA公式サイト(ID Services) |
