オランゴ 島台風で教室を失った小学校支援!
2021年12月16日にセブ島を襲ったスーパー台風『オデット』。
このオランゴ 島でもかなりの被害があり、現在でも復興できていないところ、最低限の修理で何とか凌いでいるところなど、まだまだ支援が必要なところはいろいろあるそうです…
そんな中、私がアイランドホッピングツアーで使用しているボートのオーナーさんから
『オランゴ 島には、台風の被害で教室が使えなくなった小学校がある。こどもたちが劣悪な状況で勉強しているから見にきて欲しい』
という連絡をもらってオランゴ 島に現状を見に行ったのが2022年9月のこと。
そのときの様子は下記の記事で。
何か継続的な支援になる方法は無いかと考えていたところ
『NFTで作品を販売してその収益を支援に回したらどうか?』
というアイデアを知人(@coffeecup_55)からいただき、私はNFTについては全くの未知だったのですがその知人のアイデアに乗っからせてもらい、このプロジェクトがスタートしました!
NFTについては、私も勉強中の身なのでここでの説明は割愛させていだきます。
Youtubeに解説動画がたくさんありますので、興味のある方は調べて見てください!
NFTというとビットコインなどの暗号資産を使用して取引をするので、初心者にはかなりハードルが高いのですが、今回はツイッターのアカウントがあれば日本円で簡単に取引ができる日本の会社が運営するプラットホーム『HEXA(ヘキサ)』にて挑戦することにしました!
結果からお伝えすると2022年10月は、14作品が売れました!
販売されたNFT作品を紹介!
NFTの価格は?
支援用のNFTのアートは、複数のフィリピン人アーティストに依頼して、彼らの支援も兼ねております!
現在は、1作品1,000円で販売をしております。
無名アーティストの場合は、1,000円ぐらいが相場のようです。
逆にこのぐらいの価格であれば、お客さまに購入してもらう際に手が出しやすい価格でもあるかなとも思っています。
どこで購入できる?
購入できる場所は、『ヘキサ(HEXA)』という日本の取引所です。
NFTの売買には通常、ビットコインなどの暗号資産を使用するので初心者が購入するのには相当ハードルが高いのですが、この『ヘキサ(HEXA)』では日本円(クレジットカードなど)で売買ができるので、暗号資産不要で取引が可能です。
アカウント登録もツイッターアカウントとの連携のみなので、既にツイッターアカウントをお持ちの方は簡単にアカウントが作成できてすぐに購入ができます。
実際に購入されたNFT作品を紹介
ここからは2022年10月に購入された14作品のうち、8作品ご紹介いたします!
全てフィリピン人アーティストによって描かれた作品で、オランゴ 島の支援と共にフィリピン人アーティストの支援にもなっております。
①【Pintados】
アーティストから一言(Artist: Emi)
〜私は今回の作品を描く前から、フィリピンの文化を紹介するシリーズを作りたいと思っていたんです。
ビザや地域出身でもありますし、見習いではありますがTattooの彫り師として、Pintadosについて、シリーズを作るのは面白いと思っていました。
”Pintados”という”装飾された人”というこの文化は、昔々フィリピンのビサヤ地域の、その土地に住むTattooの入ったフィリピン人のことを表しています。
その地域での階級を示す象徴として、とても複雑に手の込んだTattooが入れられていました。〜
②【Unicorn Girl】
アーティストから一言(Artist: Emi)
〜夢のような色で描きたいと思いピンク、ブルー、パープルを使いました。
この少女の表情は、何かを一生懸命考えているような、何とも謎めいた感じです。
でも、その解釈は、見る人に委ねられているのです。〜
③【Panginabuhi】
アーティストより一言(Artist: Anzieli Inao Corsame)
〜フィリピンは多くの島々と美しい海で知られています。
私たちは、その土地の資源によって、漁業、畜産、農耕などによって生活をしています。
しかし、近代のテクノロジーの発展によって、それらの従来の伝統的な暮らし方が薄れ始めています。
この作品は、伝統的な方法で農業や漁業を営む遠隔地に住むフィリピン人を、新しい世代のヒーローとして表現しようと試み、人物を英雄的に描いています。〜
④【Man and Eagle】
アーティストより一言(Artist: Anzieli Inao Corsame)
〜この作品では、鷲のように勇敢な心を持ち、どんなに高い目標に向かっても懸命に生き抜くフィリピン人男性を表現しようと描きました。〜
⑤【The Re enactment of The Battle of Mactan】
アーティストより一言(Artist:Tiara Paquibot)
〜「マゼランとラプラプ王の戦い」の日である1521年4月27日は、私たちにとってとても歴史的な日なのです。
歴代最初のフィリピン人のヒーローとして知られるラプラプ王が、マゼラン率いる、マクタン島を植民地にし島民をキリスト教徒に改宗させようとする軍を拒否し戦いに勝利した日なのです。
この戦いはミュージカルや絵画、そして歌などの形で世代を超えて受け継がれています。
私は、絵を描くのが好きなフィリピン人の1人として、「マクタン島の戦い」は、フィリピンのことを知っていただくのに、イラストとして表現するのがいいと思い今回描かせていただきました。 〜
⑥【Festival Queen】
アーティストより一言(Artist:Emely Daño)
〜私は1人のセブアナ(セブに住む女性)として、毎年1月の第3日曜日に開催されるシヌログフェスティバルという、セブのが誇りとしているお祭りについて取り上げたいと思います。
このお祭りはサント・ニーニョ(聖なる幼きイエス)を称えるお祭りです。
Festival Queen率いるパレードによって、盛大なシノログダンスでお祝いされます。
今回の絵は、当時のセブの王様(ラジャ・フマボン)の正妃Queen Juanaが幼いイエスの像を抱いて喜び踊っている様子を描きました。〜
⑦【Soul of music】
アーティストより一言(Artist:Tannie Enad)
〜この作品は、音楽への情熱を持つフィリピーナ(フィリピン人の女性)の感嘆の思いを表現しています。
特にフィリピンの遠隔地の部族に属する人々が自分たちの感情を表現し、そしてその素晴らしい部族の人々や訪問者を楽しませるために音楽を使うのです。〜
⑧【Tres Marias Series: Love, Faith, and Hope】
アーティストより一言(Artist:Tannie Enad)
〜作者を魅了するフィリピーナ(フィリピン人女性)が持つ3つの素晴らしい特徴への感謝と称賛の気持ちを表現するために、3人の美しい女性を描きました。
この女性たちは、フィリピン女性を象徴する「思いやり」「愛情深い」「働き者」という神をも崇める女性を表しています。〜
どうですか? 素敵な作品が多くありませんか??
複数のアーティストが参加しているので、アーティストごとの個性が出ていて面白いですよね!
寄付額はいくらなのか?
先日、オランゴ 島の知人に初めての寄付金を渡してきました!
額としては913ペソと小さな額ですが、私たちにとっては大きな一歩となりました。
・作品を描いてくれるアーティストに収益の80% ・オランゴ 島支援に収益の20%
NFT 1,000円ーヘキサ手数料(20%)200円ーアーティストへ640円=160円
がNFTが1つ売れた時にオランゴ 島の支援に回る金額です。
まずは、フィリピン人アーティストの支援を第一にこの比率で配分しているのですが、今後はこどもたちの描いた絵やこのあとご紹介するSNS用アイコンNFTで販売して、ひとつのNFTあたりの支援額を大きくできればなと思っています。
オランゴ島の支援用に販売中のNFTや過去に販売されたNFTは下記で確認できます!
https://nft.hexanft.com/users/Sop2EN8f7eDQdS
ぜひ、気に入った作品がありましたらオランゴ 島の支援のためにご購入いただけるとありがたいです!
SNSアイコン用の似顔絵イラストNFTを販売!
これは私のLINEアイコンです! 今回、試験的に私のNFTアイコンを作成してみました!
この写真をアーティストに送って作成してもらいました!
どうですか?似てますか??
現在、このSNS用のアイコンNFTの収益もオランゴ 島への支援の一環にしようと調整しております!
販売価格2,000円、ヘキサの手数料400円を引いた収益金1,600円は、
・アーティスト50%=800円
・オランゴ 島への支援50%=800円
の配分にします。
・販売価格:2,000円ーヘキサ手数料400円ーアーティストへ800円=オランゴ 島へ800円
1つSNS用アイコンNFTを購入していただくと、オランゴ 島へ800円が支援として送られます!(フィリピン人アーティストにも支援として800円が送られます。)
ちょうどSNS用のアイコンが欲しかった方がいらっしゃいましたら、オランゴ 島への支援、フィリピン人アーティストへの支援にも繋がりますので賛同していただける方は下記のLINEよりご連絡ください!
よろしくお願いいたします!
お問い合わせはLINEから!〜セブの質問も受付中です!〜
LINE ID @imacebu で検索