何度も通っているのに書けなかった店。マクタン島の「らーめん恒」
セブに日本食の店はずいぶん増えました。でも「今日はここで飲みたいな」と思える日本の店となると、数はけっこう絞られると思いませんか?
今回はその一軒です。マクタン島のマリバゴ リゾートエリアにある「らーめん恒(こう)」。
リゾートエリアにあるからと言って観光客が行くようなお店ではありません。
なぜならこのあとの写真で分かりますが、お店が全くリゾートっぽくないのと、せっかくセブに来て日本食の選択肢はもったいないです!ある程度の期間を滞在しているのであれば話は別ですが…
結論から言うと、看板はラーメン屋ですが、中身はほぼ居酒屋です。そして、つまみが本当に美味しい。
私は車で30分ほどかけて、何度も通っています。それなのに、なぜか今日までレビューを書きそびれていました…。
先に言っておくと、お酒を飲まない方も大丈夫です。ラーメン、チャーハン、コロッケ、ハンバーグ美味しいお刺身まで揃っているので、ご飯だけでもちゃんとお腹いっぱいになります。
Googleレビュー:★★★★★ 4.3(72件・2026年9月時点)
- ①つまみのレベルが高い。ビールも焼酎も止まらなくなる居酒屋メニューの充実ぶり
- ②ラーメン・チャーハン・コロッケ・ハンバーグまで揃うので、お酒を飲まない人でも満足できる
- ③サービス料が一切乗らない。つまみは250〜450ペソ、ビールは1本95ペソ、焼酎はボトルで置ける
場所はマリバゴ リゾートエリア。赤提灯とのぼりが目印の、ちょっとディープな一軒
これが外観です。
……正直、初めて来る人は少し身構えると思います(笑)
足元は舗装されていない砂地。トタン屋根に、赤提灯と「らーめん餃子」ののぼり。日本の場末の一杯飲み屋を、そのままマクタン島に置いたような佇まいです。
でも安心してください。ドアに「YES, We are OPEN」のステッカーが貼ってあれば、そのまま入って大丈夫です。中は普通に居心地のいい日本の居酒屋です。
場所はマリバゴのリゾートエリア。日本人観光客も多く泊まりマリバゴブルーウォーターのすぐ近くです。

入口に置いてある手書きの看板がこれ。
17時オープン、22時クローズ。ラストオーダーは21時30分です。
Googleマップを見ても、月曜から日曜まで全部17時〜22時で並んでいます。
セブの感覚で「21時半くらいから行くか」と思っていると、ギリギリになります。ゆっくり飲みたい日は、19時前後に入っておくのがおすすめです。

店内はこんな感じです。
奥にはボトルキープの棚が並んでいて、常連さんの多さがそのまま棚の本数に出ています。
手前がテーブル席、奥が座敷。座敷があるので、大人数でも席で困りません。私はいつも3〜4人で行くのでテーブル席にしか座ったことはありませんが。
ひとつ正直に書いておくと、エアコンはガンガンには効いていません。エアコンが古いです…写真に写っている扇風機が主力です。

そしてこの日いちばん平和だったのがこれ。
伝票の束が置いてある横で、猫が2匹、キャリーの中で爆睡していました。
この空気感が、私がこの店に通う理由の何割かを占めている気がします。
ただ、猫が苦手な方やアレルギーのある方は、先に知っておいたほうがいいので書いておきますね。
また、日本の飲食店でしたら不衛生というクレームになること間違いないですよね。
実食レビュー|つまみが強い。そしてラーメンもちゃんと美味い
この日は、つまみを片っ端から頼みました。
先に結論を書きます。この店は「シメのラーメンまでたどり着けない店」です。つまみが強すぎて、途中でお腹がいっぱいになる(笑)

まずはお酒から。
サンミゲル・ピルセン|95ペソ。マクタンのリゾートエリアで飲むことを考えると、この値段はうれしいところです。以前はもっと安かったのですがどんどん上がっています。
そして写真がこの日の主役、大分むぎ焼酎「二階堂」のボトル|1,700ペソ。
氷は1つ60ペソで別売りです。
セブで日本の本格焼酎をボトルで置いている店は、そんなに多くありません。何人かで行くなら、グラスで頼むよりボトルのほうが確実に安く上がります。迷ったらボトルでいいと思います。

カラマンシー|150ペソ
これ、頼んでよかった一皿です。
丸ごとのカラマンシーがゴロッと入ってきます。焼酎に絞ると、一気にフィリピンの酒になるんですよね。この日は2皿頼みました。
日本から来た方には、まずこれを試してほしいです。
エリンギバター(Eringi Butter)|350ペソ
まずはこれ。いつも最初に頼みます!今回注文したエリンギは少し小さく、量も少ない気がしました…
バター醤油でシンプルに炒めただけなんですが、セブでこれが食べらるのはココだけかと。
ビールの1杯目に、これ以上ないつまみでした。
鶏皮ポン酢(Tonkawa Ponzu)|250ペソ
そしてこれが、この日いちばんの発見でした。
プルプルの鶏皮を、ネギとごまでポン酢和えに。250ペソでこの量。しかもコラーゲンの塊です(笑)
コリコリした食感と、さっぱりしたポン酢。焼酎の水割りと合わせると、無限に手が伸びます。
フィリピンは鶏肉が本当に美味しい国なので、その鶏をこういう食べ方で出してくれるのは素直にうれしい。
大和芋の磯辺揚げ|280ペソ
写真は真っ黒ですが(笑)
海苔で巻いた大和芋を揚げ、醤油ベースのタレとネギを合わせた一品。外側の海苔の香りと、中のふわっとした食感がよく合います。こういう料理をセブで食べられる店は、意外と多くありません。
ビーフコロッケ(Beef Korokke)|380ペソ
大ぶりのコロッケが2個。衣がしっかり色づいていて、揚げたてで湯気が出ています。
割ると中はほくほくのじゃがいも。ソースはもちろん、添えてあるマヨネーズで食べても美味しい。
正直に言うと、これは日本の総菜屋のコロッケより美味しかったです。冷凍を揚げただけの味ではありません。
麻婆茄子(Mabo Nasu)|400ペソ
これは完全にご飯の相棒。
挽き肉の量がとにかく多いんです。
やさしい味付けです。辛いものが苦手な人でも大丈夫。
ハンバーグ煮込み(Hamburger Nikomi)|400ペソ
いや、これはズルい。
デミグラスソースに、マッシュルームと玉ねぎをたっぷり。ハンバーグがソースの中で煮込まれているので、箸を入れるとほろっと崩れます。
正直、セブでこのタイプのハンバーグに出会えるとは思っていませんでした。
味噌チャーシュー麺(Miso Chashu)|380ペソ
そして最後に、店名を背負ったこの一杯。
チャーシューが3枚、わかめ、メンマ、もやし、ネギ。ごまが浮いた濃いめの味噌スープで、見た目からしてちゃんとしています。
麺はちぢれ気味の中太。スープをしっかり持ち上げてくれるタイプです。
チャーシューは煮豚系で、脂が多すぎず食べやすい。飲んだあとのシメとして、これ以上ないバランスでした。
ただし繰り返しますが、つまみを頼みすぎるとここまでたどり着けません。ラーメン目当てで行く日は、つまみを2〜3品に抑えるのが正解です(これができたことがありません…)。
あんかけチャーハン|300ペソ
トロッとしたあんかけが最高の一品です!
量がとても多いので3〜4人でシェアしましょう!
過去にはいろいろ注文しているので紹介したいところですが、これだけでも伝わったと思いますので、最近に行ったときの注文写真だけにしておきます!
ぜひ、いろいろな物にトライしてみてください!
まとめ:お酒好きなら、車を30分飛ばす価値があります
焼酎ボトル1本・ビール4本・カラマンシー2皿・料理8品で、合計5,240ペソ。
つまみは250〜450ペソ、ビールは1本95ペソ、焼酎のボトルが1,700ペソ。ボトルを入れずに、つまみを2〜3品つまんでビールを数杯なら、1人600〜900ペソ前後という感覚です。
そしてサービス料は一切乗りません。この内容でこの金額なら、コスパは十分いいと思います。
で、ここからは正直な話です。
いちばんのネックは、やっぱり立地です。
私は車で30分かけて通っていますが、これは「つまみのために30分走ってもいい」と思える人間だからで、誰にでもすすめられる距離ではありません。
周りは夜になるとかなり暗くなりますす。
3泊4日でセブに来た観光の方が、貴重な1食をここに使うかというと、そこは正直おすすめしません。その1食はビーチ沿いのレストランに回したほうが、たぶん満足度は高いです。
逆に、こういう人にはピッタリです。
セブ在住の方、長期滞在の留学生でマリバゴ周辺に泊まっている方。そして「観光地価格じゃない、地元の日本人が普段行く店で飲みたい」という方。
とくにお酒好きの方には、自信を持っておすすめします。エリンギバターと豚皮ポン酢だけで、ビールが3本消えます(笑)
お酒を飲まない方も、ハンバーグ煮込みとコロッケ、そして味噌チャーシュー麺で普通に大満足できるはずです!
行くときの注意点をまとめておきますね。
ラストオーダーは21時30分。19時前後に入るのがおすすめ。座敷があるのでグループでも大丈夫。エアコンは控えめなので薄着で。この4つだけ頭に入れておけば、あとは何も困りません。
マクタン島でちゃんとしたつまみでダラダラと飲みたくなったら、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
| 店名 | らーめん恒 |
| ジャンル | 日本食・ラーメン |
| 料金(1人) | 600〜1,000ペソ |
| 営業時間 | 17:00〜22:00 ラストオーダー 21:30 |
| TEL | ー |
| 住所 | Maribago, Lapu-Lapu City, 6015 Cebu |
| 地図 | |
| Web | Googleマップ |












